このプロジェクトの要点
- 月次集計:毎月数日がかり → 数時間 に圧縮
- 紙帳票:約7割削減、在庫はリアルタイムで可視化
- グランドデザインから開発・導入まで一気通貫、約3ヶ月で保守フェーズへ
課題:情報が3つに分断され、月末に集計地獄が起きていた
長年、紙と複数のExcelで業務を回してきた製造業のクライアント。受発注・在庫・作業実績がそれぞれ別の場所で管理され、つながっていなかった。
そのしわ寄せが、月末に集中していた。担当者は各所に散ったデータを手作業で突き合わせ、毎月数日がかりで集計していた。
- 受発注・在庫・作業実績が紙とExcelに分散し、二重入力が常態化
- 月次集計に担当者が数日を費やし、本来の業務を圧迫
- 在庫の今の状況が、その場では誰にも分からない
- ベテランの判断基準が個人の頭の中にあり、引き継げない
私たちの打ち手:いきなり作らず、まず業務を解きほぐした
最初に着手したのは開発ではなく、グランドデザインだ。業務フローを徹底的に可視化し、「紙でやるべきこと」「Excelで足りていたこと」「システム化すべきこと」を切り分けた。
その上で、現場が無理なく移行できるよう段階的にデジタル化する設計を提案。3つに分断していた情報を、一つの基幹システムへ統合した。
システム構成
- フロントエンド:業務担当者が迷わない、シンプルなUI
- バックエンド:Next.js + Supabase
- AI機能:入力補助・異常検知・月次レポートの自動生成
- 導入支援:現場スタッフ向けの操作研修まで伴走
正常系は自動で処理し、人は例外と判断に集中する——AI-Nativeな業務フローを土台に設計した。
成果:月末の数日が、数時間になった
最大の変化は、月次集計だ。毎月数日がかりだった作業が、数時間で終わるようになった。担当者は集計作業から解放され、判断や改善に時間を使えるようになった。
- 月次集計:毎月数日 → 数時間へ圧縮
- 在庫状況をリアルタイムで確認できる体制に
- 紙帳票の使用量を約7割削減
- ベテランの判断基準をルール化し、システムに実装
技術・体制・期間
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な技術 | Next.js / Supabase / AIによる入力補助・異常検知 |
| 体制 | コンサル+AIエンジニアの一体型チーム |
| 期間 | グランドデザイン 約1.5ヶ月 + 開発・テスト・納品 約3ヶ月 |
| その後 | 導入後は保守フェーズへ移行し、継続的に改善 |